世間の評価が高いらしいので期待して観たけどあんまりこのテンションに乗りきれなくて全体的に「イマイチ……」という印象だった。まあハードル上げすぎてたのと、「感動作」一般と相性が悪いので……
ゲイへの偏見をなくそうというメッセージはそれなりにちゃんと訴えられてるんだろうけど、安易に感動ものに寄せすぎて作品性が損なわれてるな〜と思いました。
あとなんといっても字幕がイマイチすぎる……。ルディのセリフは前編オネエ言葉だけど、英語にそんなニュアンスあるかなあ???
ポールとルディの恋愛→同居がサラッと行きすぎでわけわからんとか、ポールの解雇シーンがぼかされすぎてわけわからんとか、そんなに世間の目が厳しいのにルディがやたらとポールにカムアウトを迫りすぎなんじゃない?とか言いたいことは色々あるんだけど……ルディの歌唱力に説得力がなさすぎる…(泣)そのレベルでハリウッドのクラブは引っ張りに来ないわよ。歌上手くないんだったらちゃんと吹き替えしてあげて。(泣)
私は主人公達に全く感情移入できなかったので、普通の人の感想ではないと思いますが、法廷大どんでん返しが好きだからポールの元上司がウインクして法廷を去るところ、「カッコイイ!!」と思った。そういういやらしい戦法を駆使してくる上にさらに飛び道具を使ってくるハーヴィースペクターみたいなattorney が大好きなので………。