墓場よりお送りいたします

ブン学、オン楽、映画のはなしなど

そのブロマンスはちょっと脂多すぎてキツい/『ワンスアポンアタイムインハリウッド』

タランティーノ『ワンスアポンアタイムインハリウッド』を観た。


まず「史実ねじ曲げちゃった!?」が一番の感想です。

あとブルース・リーをあからさまにコケにするのはちょっとPC的に違和感……と思いました。


ネットで評も少し読みましたがいきなり「ミソジニー批判はあたらない」とか書いてるブログがあってそのアンチフェミの熱量に引きました。いや普通にタランティーノはかなりミソジニスト臭するし、いろんな作品にミソジニー通底してると思うんですが………。作品性だけじゃなくて、ユマ・サーマンへの危険な運転強要とかもあったよね。そもそも西部劇をオマージュしてる時点で女をまともに出す気がないのは丸わかりだよね。


まあそれは置いといてレオ様もブラピもおっさんになりましたね。

もはや彼らも懐古される存在になりつつあり、レオ様も若かりし頃の美貌を失い…という現実とのオーバーラップもあるのかもしれません。(ただ2人とも大物すぎる、かつギラついたおっさんだから「親友以上妻未満」とか言われるとちょっとグロいが)