なぜかフランス人のレア・セドゥが育ちの良く真面目で奔放で倦んだイギリス人女性を演じた本作。悪かないけども……?あんまり何も起こらなかった。
ユダヤ系アメリカ人の中年作家と不倫を重ねるものの、『ダメージ』のような激しい感情的な感じではなく淡々とした会話が中心。話す内容はアイデンティティや家庭生活に突っ込み続けるものの、彼らの人物像のコアな部分はよくわからない……。(これもいつわり?)
そして老作家は彼女との逢引きを架空のものとして出版する。これがいつわり。
真面目なかっちりした80年代のロイヤルファミリーみたいなシルエットの深緑のタータンチェックの服脱いだらいきなりノーブラなの、かなりイギリス人の皮をかぶったレア・セドゥって感じでした。